〜アーユルヴェーダ的冬の過ごし方 by マサコ〜
寒さも厳しくなって思わず温かい所にじ〜っとしていたい寒い冬ですが、アーユルヴェーダでは冬はエネルギーが蓄えられる季節で体力・消化力ともに上がる季節です。
高い消化力にあったしっかりした食べ物を摂取する事が勧められています。消化力が高いのにそれに見合った食事を取っていないと逆に胃のトラブルがおこると考えられており高カロリーな食事が勧められます。また体力も蓄えられる季節ですので多いに運動をして体力アップをはかる季節でもあります。冬の生活習慣を良く過ごす事で春のカパ(水)のコンディションも整います。アーユルヴェーダでは冬はよく食べ、良く運動をする季節なのです。
そうする事によって寒く乾いたヴァータを増悪させる冬を元気に乗り越える事もできます。特に甘く油分のある食事やおやつは勧められています。
またヴァータ(風)の季節やヴァータ(風のエネルギー)が増悪な時には特にオイルマッサージ=アビアンガが有効です。アビアンガを行う事で身体の疲れをとり、皮膚の感覚器官を良くし、身体を強くし、老化を遅らせ、肌を美しくするといわれています。また神経を癒しストレスケアにも良いとされており肉体だけではなく心も強壮にし、整えてくれます。アーユルヴェーダでは朝起きて身体を清め洗った後にアビアンガを行う事が勧められていますが、寒い冬の日本では夜就寝前のアビアンガをお勧めします。
夜のバスタイム前にアビアンガを行う事で1日の疲れをとり、身体がポカポカ温まります。疲れを取りアーマ(毒素)を排出し、ヴァータ(風)を鎮静させるので心地良く深い睡眠を取る事ができます。次の日の朝も目覚めも良く身体も温かさを保ってくれています。
アビアンガを行う時はコンディションや季節にあわせたアーユルヴェーダのハーバルオイルを使用する事が勧められています。全身を行う時間や体力が無い時は頭、耳、足(足首より下)の3点にオイルを塗布すると良いです。滋養のある温かい食事とアビアンガ、適度な運動で寒い冬を快適に過ごしましょう。
本日はこの季節にお勧めのさつまいものほっこりクリームシチューをご紹介します。
☆さつまいものほっこりクリームシチュー☆
【1人分】
さつまいも 1/2個 たまねぎ1/4個 水150cc 豆乳100cc ホワイトルゥ大さじ1
1. お鍋に水、玉ねぎ、さつまいもを入れて弱火で柔らかくなるまでことこと煮込む。
2. ルゥを1の鍋に溶かして10分程煮込み馴染ませる。
3. とろりとしたら豆乳を入れて少しふつふつしたら出来上がり!
※煮込みすぎると豆乳が分離するので注意。
【ホワイトルゥ・大さじ6杯分】にっぽんのパンと畑のスープ参照
材料・地粉50g なたね油80g 白こしょう小さじ1/4 海塩12g にんにくすりおろし1かけ
アガベシロップ30g(なければメープルシロップ45g)
1. フライパンに地粉となたね油を入れ良くかき混ぜダマがなくなったら弱火にかけ焦がさない様に全体的に火をいれる。全体的にふつふつ小さなアワがでるくらいまで炒めます。
2. 1に火が通ったら火を止めて白こしょう、海塩、にんにくすりおろしを入れ再び弱火にかけ全体的にアワがたったらアガベシロップを入れて出来上がり。
※保存瓶にいれて冷蔵庫で保存します。
〜マクロビオティックから見た見解 by まり子〜
マクロビオティックの冬の過ごし方は、アーユルヴェーダと共通する事が沢山あります。たとえば、冬は夏より油の高いものや炭水化物、そしてタンパク質を多めにとるようにします。基本的にマクロビオティックでは動物性のタンパク質を極力控えるようになっていますが、冬はある程度積極的に摂取して体の熱を作り出しやすくするなどが共通点。
ただし異なる点もあります。 アーユルヴェーダでは、しっかり食べた分冬でもしっかり運動するように勧められていますが、マクロビオティックでは冬は動物の冬眠と同じく、活動を過剰にしないようにしています。エネルギーは貯蓄しながら、貯蓄したものを消耗しすぎないように心がけます。
表面的に見ると、どちらが正しいの?と考えがちですが、どちらが優れているのか?と捉え始めると非常にもったいないのです。
例えば、アーユルヴェーダでは夏は運動を控えます。ピッタ(火)のエネルギーが強くなる時期なので、陰陽のバランスを取る為に静かにしてプラスマイナスゼロにしているのです。ちなみにピッタ(火)は心臓、胃を表し、心臓の活動が高まり力強く、そして消化能力が高いのです。体の内側の活動が高まるので、あえて自分の行動は休息をとりましょう、という意味なのです。では冬はどうなのでしょうか?夏同様、陰陽のバランスを取る仕組みになっており、カパ(水)のエネルギーが高まるこの時期は、逆に活動をしっかりして、未消化物をしっかり出していきましょう、という事です。カパ(水)は、溜めこむエネルギーを持っています。内臓は貯蓄しようとするので、行動は活動的に行いリセットして生きましょう、という事です。
ではマクロビオティックではどうなのでしょうか?マクロビオティックでは、夏場アーユルヴェーダと同じくあっさりとしたものを食べつつ、逆にしっかりと運動していくのです。マクロビでは地球の持つエネルギーに逆らわず、それに出来るだけ身をゆだねていきます。つまり火のエネルギーが強い時こそ、そのエネルギーを使って活動していきましょう、という事です。冬は、水の貯蓄するエネルギーに、内臓器官(食事)も活動も地球のエネルギーにゆだねていきます。つまり冬の貯まったアーマーは春から夏にかけてじっくり排泄していくのがマクロビ流。地球のエネルギーに自分を乗せつながら、代わりに一年間かけてバランスを取っていくのです。アーユルヴェーダは常にその時に排泄とバランスを取っていきましょう、という事なのです。
どちらが正しいか?ではなく、文化や体質、気候、食生活傾向。生活習慣を考慮して、どのセオリーが自分に相性がいいのか、感じてみませんか?頭で考えてセレクトしすぎるより、まず試してみてからそこから考えみる。2012年以降の運気アップと同じポイントがここにもでてきます!答えは常に一つではありません。多様に、そして柔軟に。
アーユルヴェーダとマクロビオティックの共通点と、相違点について語り始めるエンドレスになってしまいますので、、また一年かけて色んなお話を組み込んでいきたいと思います。
遅れましたが、今年もよろしくお願いします。
マサコ
大阪市内にあるアーユルヴェーダ・テラピー専門のプライベートサロン、璃楽(リラ)のオーナー。外資系企業での勤務後、自然療法やスピリチュアル、ボディワークに関心を持ち本来の自分探しと心身のケアを探求するなか、アーユルヴェーダに出会う。その後、本場スリランカへ学びと3週間のデトックスへ。日本に戻った時には、驚くほど肩の力が抜け、長くあった偏頭痛や心と身体の芯にあっただるさもなくなり、とてもスムーズに笑う事ができ、心身からデトックスされたのを実感。アーユルヴェーダで"豊か"とは、肉体的にも精神的にも健康である事だと学び、アーユルヴェーダの智慧や浄化法を取り入れる事で肉体的にも精神的にも健康を手に入れる事が出来ると確信を感じ、アーユルヴェーダサロン璃楽(リラ)をオープン。スリランカのアーユルヴェーダDrから師事を仰ぎ学びを深めている。
NEWS:7月1日より施術がスタート! ご予約はHPから。
アーユルヴェーダサロン璃楽(リラ) http://devi-rira.com/index.html
アーユルヴェーダ&マクロビオティックで本来の自分と出会うback number
・アーユルヴェーダとは?
・アーユルヴェーダのエネルギーを知る
・夏のピッタ対策
・消化力とカラダに溜まった毒素
・カラダに溜まった毒素の浄化方法について
・アーユルヴェーダのオイルについて
・アーユルヴェーダ的秋の過ごし方
・アーユルヴェーダ的・乾燥対策
・アーユルヴェーダ的冷えと対策







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